新型コロナウイルスって、本当はどれくらい怖いもの?

WHOが、新型コロナウイルスはパンデミック(世界的大流行)にはなっていないという発表をしました。
確かに多くの感染者は武漢に固まっており、世界中に感染者はいるものの、それ程多い人数ではございません。
死亡している患者もかなりいます。その多くは高齢者だったり、持病のある人だという事です。全く症状の出ないままの人もいます。
この新型コロナウイルス、私たちはどのように対策するといいですね。

 

 

実はコロナウイルスというのは、前からあるウイルスです。
しかも6種類もあり、そのうちの4つは、15パーセントくらいが普通の風邪の原因となっています。
ですからコロナウイルスと言ってもそれ程怖くないものもあるのですが、残りの2種類が以前流行したSARSやMARSの原因となっているウイルスです。
今回の新型コロナウイルスはSARSとかなり似た遺伝子を持ったウイルスだということが分かっています。

 

 

現在世界中で、新型コロナウイルスを怖がり、大騒ぎしている感はあります。インフルエンザだってウイルスにより感染する病気です。
インフルエンザにかかると高齢者や幼児は肺炎になり、重篤化しやすくなると言われていますが、このインフルエンザで亡くなる人は、国内において1年に約1万人はいると言われているのです。
ですがワクチンを打たない人も大勢います。
同じように怖い感染症なのに、新型コロナウイルスとインフルエンザに対する対応が、かなり違っているのも面白い現象です。

 

 

。新型コロナウイルスはインフルエンザと同じような対策をすればいいのです。
毎年流行するインフルエンザは大勢の人が感染します。新型コロナウイルスは2月4日の時点では、16人が感染しています。
そのうち2人は全快して退院しており、その他の人たちも順調に回復しているようです。
ですので新型コロナウイルスをむやみに恐れる必要はないと言えます。
中国の武漢では感染者が広がっていたり、亡くなった人もいますが、武漢の病院は日本の病院と比べれば、設備や色々の点でかなり違うと思います。

 

 

ただ新型コロナウイルスのワクチンや特効薬がまだ作られていないという点で、不安ではありますね。
でも空気感染ではないので、十分感染予防はできます。
マスク、手洗い、手指の消毒、十分な睡眠、栄養ある食事を心がけましょう。