五月病とうつ病

五月病とうつ病



 



 

うつ病になると仕事や学校に行くことができなくなってしまいますが、同じような言葉にうつ状態が見つけました。
うつ状態はうつ病と同じだと思っている人も多いのですが、そうではありません。

 

うつ病は薬によって症状が緩和されますが、うつ状態の場合は薬を飲む必要はないのです。
気持ちの状態を表しているのがうつ状態です。五月病はうつ状態のことと言えますから、病気ではないのです。

 

 

ただ、そのままでは解決しないことも多いため何らかの対策が必要と言われているのです。
また、対策を打っておけば、五月病になるリスクを選ぶことが可能です。

 

もちろん、その人の気持ちの持ち方だけではなく周りの人の対応が重要なポイントになることはうつ病と同じです。
五月病は3月まで頑張ってきた人が4月になって放心状態になってしまうためにおこると言われています。

 

 

 

当然個人差はありますが、希望の大学や会社に入ったのに自分の予想とは大きく違っていたと感じるのですが、しばらくは新しい環境に慣れようと努力します。しかし、どうしても対応できなくなって、五月病となるのです。

 

つまり、希望と現実のギャップが少ない場合や、環境に対応できた人は五月病にはなりません。
性格的な面の違いでくよくよといつまでも悩むタイプの人と、すっぱりと忘れて新しいことに目を向ける人がいます。

 

 

どちらが五月病になるのでしょうか。実はどちらも変わりません。これまでは元気だった人でも五月病になります。
どのくらいのギャップがあればそうなるかはわかりません。

 

普通に考えれば十分満足できる環境だとしても、当人の心の中では大きな差違いがあるの。
そんな視点に立って対策を考えることがポイントです。

 

 

 

具体的には何かアドバイスをしてやるのではなく、本人に今の状態を認識してもらうことがポイントです。
入学した時に語学病になる人がいるという現実、誰にでもその可能性があるということを理解してもらわなければなりません。

 

もちろん、頭ではわかっていても、気持ちが落ち込んでしまう場合もあります。
その場合の対策は、症状が出てからとなります。

 

 

医師やカウンセラーなどの専門家に相談することも考えなければなりません。
症状が出た後では本人が行動することは難しいでしょう。