次亜塩素酸ナトリウム消毒液の利用のしかた

次亜塩素酸ナトリウムを使った家庭用の消毒液は簡単に作ることができるため注目されています。
特に新型コロナウイルスによってアルコール消毒液が不足してしまったこともあり何とか消毒できるものを準備したいということで注目されるようになりましたが、次亜塩素酸ナトリウムは注意しなければならないこともありますね。
簡単に作ることができるためチャレンジしようと思う人も多いと思います。利用のしかたには十分にしっかりと、気をつけなければなりません。次亜塩素酸ナトリウムはとても強力ですから利用のしかたを間違えると危険なこともあるので気を付けましょう。

 

次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒液を使う時には、必ずビニール手袋を着けるようにします。それから作業を行いましょう。
作った消毒液を布やキッチンペーパーしみ込ませます。消毒したい部分をそれできれいにふき取りましょう。作業はこれで終わりではありません。
10分程度おいたら、今度は水ぶきをしっかりします。

 

特にドアノブなどの金属部分を消毒した場合には念入りに水ぶきするようにしましょう。
次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させてしまう働きがあります。そのため次亜塩素酸ナトリウムで作った消毒液で拭いた後、そのままにしておくと金属部分がサビてしまうことも考えられます。
しっかり水拭きすることを忘れないように気を付けましょう。

 

さらに一度使った布などはもう一度消毒液を付けて使用するようなことはせずに処分するようにしましょう。
布だと大変な場合もありますからキッチンペーパーを使えば使い捨てで使うことができて便利です。

 

また、指先などの消毒に使用することもできません。正攻法以外の方法でもあれば別ですが。次亜塩素酸ナトリウムは濃度の高いものの場合肌に触れると火傷の様なケロイド状になることも見つけました。
家庭用の消毒液を作る際には水道水で薄めますが、それでも肌にはよくありません。肌表面タンパク質を溶かしてしまいますから手荒れの原因にもなります。
そのため次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を使用する時には、ビニール手袋を使用するのが必須になってきます。
もちろん体にかけてしまうようなことは絶対にしてはいけません。

 

体にかけ手も大丈夫な消毒液もあります。これは次亜塩素酸水になります。似たような名前であるだけに間違えやすいのですが全く違いますから十分に注意しましょう。