成長期

成長期



 

 

人生の中で身長が一気に伸びる時期は2回見つけました。
最初は第一次成長期と言われる生まれたての赤ちゃんのときです。

 

赤ちゃんは身長約50cmで誕生して、生後1年で70cm〜80cmにまでぐんと身長が伸びます。
4歳のコドモになると新生児のころよりも約4倍も大きく成長します。

 

 

そして第二次成長期となるのが、思春期のころです。
男女差はありますが、男の子で約13歳、女の子らしい女子で約11歳です。

 

男の子は声変わりが始まるころ、女の子らしい女子は初潮が始まるころです。
からだ的な変化と共にメンタル面でも様々な成長をみせるころです。

 

 

 

子供の身長を伸ばすためには、この成長スパート期を逃してはいけません。
この時期、男の子は1年で約10cm〜12cmも身長が伸びます。

 

女の子らしい女の子でも約8cm伸びます。
このような急激な伸びはこの時期しかありません。

 

 

この時期を過ぎても身長を伸ばすことはできます。伸び率は徐々に減少していき18歳ぐらいで止まってしまいます。

 

ですから子供の身長を伸ばすためにはこのスパート期を逃してはいけません。
思春期になったら数ヶ月に一度は身長を測るようにして、グラフをつけていきましょう。
右肩上がりでぐんと身長が伸び始めたら成長スパート期の始まりです。

 

 

成長スパート期をどのように過ごすかによりどこまで身長を伸ばすことができるのかが決まります。
この時期に、大切なことは適度な運動、十分な睡眠、栄養バランスのいい食事です。

 

小学校高学年から高校生にかけてのこの時期に、定期的にスポーツをすることで骨や筋肉などに適度な刺激を与えることができて身長の伸びを促すことができるのです。
少なくても1日に60分ほどは運動をするようにしましょう。

 

 

ただし骨が急激に伸びるこの時期、過度な運動は成長痛の原因にもなってしまいますので注意しましょう。
食事面では、カルシウム、たんぱく質、ビタミン、亜鉛、鉄分などを積極的に摂るようにしましょう。

 

成長スパート期には、1日8時間〜10時間は睡眠をとるようにしましょう。
毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きることも重要です。

 

 

体が成長しようとしている成長スパート期を見逃すことなく、生活習慣、食事面でしっかりとサポートしてあげましょう。