生理痛を和らげる・良い食べ物、避けたい食べ物

生理痛を和らげるためには生理中のだけでなく毎日の食生活もポイントです。
生理のメカニズムではエストロゲン優勢の時期と、プロゲステロン優勢の時期が交互にやってきます。
そのためこのホルモンバランスの変化に体がついていけないと、多数な影響が出てしまうのです。
生理中のホルモンバランスの乱れによって冷え、うっ血、便秘などが起こりやすく、それが生理痛につながることもありますよね。
そのため生理中には特に体を温める食べ物や、便秘を解消する食物繊維の多い野菜、きのこや海藻、乳酸菌の多いヨーグルトなどを意識的に摂りましょう。
きのこや海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれており、頑固な便秘の改善効果も高いと言われています。
体を温める食品には緑黄野菜や生姜がオススメです。
緑黄野菜や根菜は体を温めるものが多く、また生姜の中に含まれるジンジャオールなどのポリフェノールが強力に血流を高めます。
他にも最近摂取量が減ったと言われている青魚にはDHA・EPAが豊富に含まれ、血液サラサラ効果が高く、血流を高める効果もあるので体を温めるためにも是非オススメです。
また生理中はイライラなど精神的に鬱的な症状に落ち込むこともあるので、精神的な安定のための食べ物を意識することが必要となります。
イライラや不安などの気持を安定させるためにはカルシウム、ビタミンB6、マグネシウム、ビタミンB1、ビタミンC、タンパク質、トリプトファンなどが必要になります。
カルシウムは乳製品や小魚など、ビタミンB6はレバー、胚芽、豆類、卵など、マグネシウムはアーモンド、大豆、納豆、ヒジキなど、ビタミンB1は大豆、豚肉、卵黄など、ビタミンCは新鮮な野菜やフルーツ、タンパク質は肉や魚、大豆など、トリプトファンは肉、魚、乳製品、バナナ、アーモンドなどを意識して摂取しましょう。
また逆に食生活の中で避けるようにしたい食品も見つけました。
砂糖類はできるだけ減らすようにしたいものですが、できれば白砂糖より三温糖や黒砂糖などがおすすめです。
またカフェインは血管を収縮させるので、生理痛が強い人はせめて生理の少し前から飲む量を注意しましょう。
他にも塩分が多いものは生理中のむくみに影響が出やすいので注意しましょう。