新型コロナウイルスと世界の対応

中国で発見された新型コロナウイルスは急速に感染者が増加し、死者も多数に上りました。
もちろん、中国政府は新型コロナウイルスの感染を食い止めるために武漢市への出入りを規制しました。
しかし、その時には感染者は国外にもいたの。
日本の場合は、クルーズの乗船者に対する室内待機を行い、国内への感染を食い止める処置が行われました。
クルーズ船に乗っていた学生は日本人だけではありませんでしたが、世界中が日本の対策を見守っている状況が続きました。
しかし、クルーズ船内で待機していたために感染者が増加する結果となり、これに対する世界からの非難の声が上がったのです。
もちろん、乗船していた大人は医療関係者ではありません。新型コロナウイするに対する知識も十分ではなく、待機者の日常の世話をしなければならなかったのです。
このような状況で確実な感染防止はできなかったと日本政府は考えており、最善の対策だったとしています。
今後、他の方法がなかったのかについては十分な検証をしないとしないと、なりないです。感染が拡大している状況ではその場で最善策を考えていかなければなりません。
もし、その判断が誤っていたとしても、これはその場の状況を考慮しなければならない。
クルーズ船に乗っていたサラリーマンを自国に輸送するためのチャーター便が各国から日本にやってきました。
それぞれの国ができることをやっているのです。これは当然の処置。
いずれにしても、感染の疑いがある人たちは14日間の間、外部との隔離状態となります。
これはWHOがこれまでの経過を見てきた結果となっていますから、世界中が同じ対応をすること。
自国民だけを優先しているわけではないのです。
新型コロナウイルスという未知のウイルスの脅威は、とは言っても実際にしっかりと感染している人よりも情報だけを聞いている人が強く感じます。
また、不確かな情報ばかりだと、大きな社会不安にだと考えられています。
感染拡大はまだ収まっていません。日本国内でもすごくなイベントが縮小や中止となっています。
中国では全人代大会の開催が延期される事態となりましたが、そのことを批判する人はいない。
ただ、指導者である習近平にとっては痛手となるかもしれません。