日本での新型コロナウイルスの広がり

日本で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは寄港予定であったクルーズ船からです。
そのために乗っていた子どもたちを下船させずに、各個室に待機させることになりました。
ただ、新型コロナウイルスの性質が明確ではなく、症状も確定していなかったために船内での感染の広がりを防ぐことはできませんでした。
しかし、それだけではなく日本国内ですでに感染者がいたことの方の衝撃が大きくなっています。
つまり、日本人同士でも新型コロナウイルスの感染の危険性が出てきたと言えるからです。
高齢者が入居している施設などではウイルス感染を抑止するための対策が取られています。完全ではないのです。
しかし、症状が出てきてからの対処療法では自然治癒力にゆだねなければならないケースが多く、高齢者など免疫力が弱っている人には耐えられません。
結果的に死に至ってしまいます。
日本での死亡者が確認されたことで、事態は楽観できないと判断されます。
日常生活に支障が出ている人もいます。
会社や学校ではどこまで対応するか難しい判断を迫られること。
入試などでは受験者の感染対応が重要な課題となりますが、医療専門家ではない人ではできることは限られてしまいます。
人が多く集まる状況を避けることが一番の対応となります。
会社ではテレワークを積極的に取り入れる企業が増えてきました。
東京オリンピックの予行演習と考えていいのかもしれません。
新型コロナウイルスオンリーじゃなく、これからはテレワークが一般的になってくるのかもしれません。いい機会ととらえることもできるのです。
健康に不安がある人は外出を避けることが必要ですが、自宅でできる健康維持を考えなければなりません。
新型コロナウイルスのワクチンが開発されたとしても、それですぐに健康になるわけではありません。自分の日常生活を見直すきっかけとしたいものです。
多くの人が心配しているのは東京オリンピックへの影響です。
早く鎮静化してこれまでの日常を取り戻すことが必要だからです。
日本国内での広がりを見せていますから、一部の地域だけの問題ではなくなっています。
手洗い、マスクを確実にすることが重要。
ただ、マスクの効果は限定的です。