台湾のコロナウイルスの状況と対策

コロナウイルス感染の初期段階では感染者はごく僅かでした。
これは台湾も各国も同様です。しかし、1か月経過した頃から違いが出てきています。

 

そして2か月後には大きな差となって表れました。
この違いが台湾のコロナウイルス対策が注目されている理由です。

 

 

どうすれば台湾のように感染拡大を阻止できたのかというヒントを見つける試みが注目されています。
もちろん、台湾でも感染者は出ていましたが、その多くは海外から感染者が来ることで広がると考えられましたから、いち早く中国からの入国を禁止しました。
その後、すべての国からの入国を禁止しています。

 

つまり、実質的な鎖国状態となったのです。
水際対策が重要であることは誰もが認識しています。それをどこまで厳密ン実施できるかにより効果が違ってきます。

 

 

 

日本の場合は、クルーズ船の乗客に対して入国制限を行いましたが、それだけでは不十分だったことは結果が示しています。
台湾の対策をまとめてみて、それを同じように実施できれば感染拡大を防ぐことができるはずです。

 

ただ、おのおのの国によって事情が異なりますから同じ対策ができるわけではないです。
自国の状況に合わせてうまく取り入れることが重要です。

 

 

コロナウイルスの感染状況は毎日ニュースで流れていますから、外出によりどの程度のリスクがあるかを認識する必要があります。
台湾のコロナウイルス対策は国民と危機感を共有することで一つにまとめられたことが大きな効果を上げていると見られています。

 

初期段階では同じような感染者数だったとしても、それが大きく変わった点に注目しなければなりません。
私たちの生活ではなく命を守るための行動が必要と考えるのです。

 

 

 

国民が危機感を共有するためには、政府からの呼びかけよりもテレビで報道されているようにアーチストやアスリートの呼びかけが共感を持ちやすいことがわかる。
つまり、政府がどれだけ熱弁をふるっても、国民に伝わるのは限界が見つけました。

 

東京都知事や首相が毎日、テレビに向かって自粛を要請していますが、その溝をうまく埋められるかどうかが重要なポイントとなるのです。
これからの日本の感染の状況をしっかりと考えなければなりません。