妊娠中はストレスに要注意

妊娠して赤ちゃんが授かると、とても嬉しい反面、ストレスの原因になることが結構出てくることも確かです。イライラしたくないのにイライラが止められず、胎児に影響があるのではないかと心配になり、又それがストレスになることもありました。ほんわかとした気分で、安らかに過ごしたい妊娠時期、どうしてストレスが溜まるのでしょうか。

 

まず妊娠すると黄体ホルモンの関係で、体調に変化が生じます。体が熱っぽくなり、風邪のような症状になったり、胃の調子が悪くなり吐き気を催したり、肌も荒れて来ます。いつもだるくて、横になりたいという感じになります。この体調の変化はかなりのストレスになります。

 

また健康な子どもが生まれるだろうか、自分はちゃんとした母親になれるだろうかと、将来の事が結構心配になり、それもかなりのストレスです。

 

妊娠しながらも仕事を続けなければならない状況であるなら、それもストレスです。体調が悪いのに通勤電車に乗らなければならなかったり、妊娠しているからといって、甘えの許されない職場の場合もあります。

 

ご主人が上記のようなことをあまり理解してなかったら、イライラが募ってしまいます。夜遅くお酒を飲んで帰ってきたり、休日に友人たちと遊びに行ったりしているのを見ると、そのイライラは頂点に達したりするかもしれませんね。

 

では妊婦のストレスはズバリいかなるものな悪影響を及ぼすのでしょうか。

 

あまりにストレスが続くと、切迫早産になるという可能性もありますね。もちろん切迫早産はストレスだけが原因ではないのは確かですが、原因の1つでもあると言われています。

 

また、ストレスは胎児にも影響を与えます。ストレスホルモンが分泌されて、それは胎児の脳神経に影響を及ぼすことがあるのです。生まれてからのコドモが情緒不安定になったり、注意欠陥障害を抱えてしまう場合もありますから、出来るだけストレスを抱えないようにする必要がありますね。

 

では、どのようにストレスを解消して行けば良いのでしょうか。

 

●体調が良ければ、近くに散歩に出てみましょう。出来たらご主人にも付き合ってもらい、ゆっくりおしゃべりしながら歩くと、心がリラックスしてきます。

 

●仕事の面でも上司と相談して、通勤時間を遅くしてもらったり出来るかもしれません。信頼のおける同僚にも自分の状況を話して、アドバイスをもらうようにしてみましょう。また、出産しながら働いている同僚がいるなら、相談してみてもいいですね。

 

●家事もあまり頑張りすぎないで、掃除なども適当にしておきましょう。まだ起きてもいない先のことで心配するのは無駄な時間です、のんびりと暮らして行きましょう。