妊娠時、摂った方が良い食べ物、摂らない方が良い食べ物とは?

妊娠時には赤ちゃんの為にも、又お母さん自身のためにも、食べるもの、飲むものには気をつけたいものですね。妊婦さんは色々考えて食事をされていると思いますが、何を食べた方が良いのか、食べない方が良いのか、考えてみましょう。

 

まず、どういったものを積極的に摂った方がいいでしょうか。

 

●緑黄色野菜・・各種ビタミンやミネラルが豊富なことで知られています。赤ちゃんに必要な葉酸も多く含まれていますので、積極的に摂りましょう。サラダのように生で食べるよりは汁ごと栄養分が摂れる、お鍋やスープにしたほうがいいですよ。

 

●大豆製品・・たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富なので、沢山摂りたいものです。具沢山の味噌汁なら栄養も満点です。味噌汁はどのような人でも一日一杯は飲んだ方が良いとされていますので、インスタント味噌汁でも構わないので、飲むようにしましょう。豆腐ものど越しが良いので、食欲がない時にも食べられますよね。

 

●乳製品・・カルシウムが豊富です。 赤ちゃんの歯や骨のため、そして母親自身のためにも積極的に摂る必要がありますね。ヨーグルトならカルシウムだけでなく乳酸菌も入っていて整腸効果もありますから、便秘にならずに済みますね。(ただしヨーグルトはビタミン等をあえて加えていないでしょう。普通のタイプがおすすめです)

 

逆に摂らない方が良いものとはどういうものでしょうか。

 

●カフェインの入ったもの・・カフェインは妊婦さんなら1日の限度が200mgから300mgと言われています。摂りすぎると、胎児の発育が悪くなるのです。1日2杯くらいのコーヒーなら大丈夫とされていますが、気を付けるに越したことはありませんね。

 

●アルコール類・・妊娠したらアルコール類は厳禁です。お母さんがアルコールを摂ると、それが胎児にも届いてしまいます。簡単に言うと胎児の脳に障害をもたらすこともありますね。妊娠を計画している段階からアルコールはやめた方がいいかもしれません。

 

●魚類・・魚には水銀が蓄積されている魚があるので、そういう魚は要注意です。水銀が蓄積されていない魚を選んで食べた方が安心です。安心な魚は、キハダマグロ、ビンチョウウマグロ、鮭、アジ、サバ、カツオ、鯛、ブリ、サンマです。(マグロでもクロマグロには水銀が蓄積されているので要注意です。)

 

●生肉・・寄生虫のトキソプラズマが付着しているかもしれません。生肉も絶対に食べないようにしましょう。

 

●生卵・・殻にサルモネラ菌が繁殖していることがあるので、必ず十分に加熱して食べましょう。

 

●ナチュラルチーズ・・リステリア菌が付いている場合があるので、妊娠中はナチュラルチーズはやめて、プロセスチーズを食べるようにしましょう。