LINEが新型コロナウイルスに関する情報を提供

中国で猛威をふるっている新型コロナウイルスについては、まだわからないことが多いですが、日本国内でも感染の疑いのある人が増えており、世界中を混乱に陥れています。

 

 

そんな状況の中、LINEは厚生労働省の公式アカウント「新型コロナウイルス感染症情報」を開設し新型コロナウイルスの感染状況や予防対策などの情報提供を開始しました。
この公式アカウントは24時間無料で利用でき、利用者はLINE上で問い合わせを入力すると、AIチャットボットによって応答するサービスです。
AIチャットボットは、厚生労働省から提供された情報をもとにしたFAQをデータベースとして回答していると言います。
このFAQは新型コロナウイルス感染症の発生状況により、更新や追加を継続的に行って、常に最新情報を提供できるように、厚生労働省と各自治体が協力しながら運用していくそうです。

 

 

厚生労働省では新型コロナに関する情報提供を電話とかでも行っていますが、回線が混雑することで、求めている情報を必要な時に届けることができないことを課題としています。
また、インターネット上では、真偽が定かではないデマが広まってしまう時もあり、そんな状況で、正確な情報を入手できる場所として、厚生労働省のLINE公式アカウントを利用してもらうのが理想的です。

 

 

また、公式アカウントでは、「スマホでお医者さん相談」という項目がメニューに設けられており、LINEで医師に健康相談を無料でできるサービスを提供しています。
「新型コロナウイルスの感染を予防する対策法が知りたい」「発熱や咳が長引いているから新型コロナの疑いがあるかもしれない」「感染の疑いがあるけど、病院に行った方が良いのか迷っている」などの悩みを抱えている人も安心して相談できるのです。

 

 

スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」では新型コロナに関する調査を全国の15歳〜69歳を対象に実施しました。
「新型コロナウイルスについて知っている」と答えた人の中で、国内での感染が広がっていることについて「不安を感じている」と回答した人は8割を超えていましたが、「情報を自分から調べている」という人は約4割程度だったらしいです。
新型コロナウイルスについてデマ情報が出回っていることもあり、正確な情報をいつでもどこでも入手できる厚生労働省の公式アカウントはかなり活用できると思います。