新型コロナウイルスの子どもへの感染について

新型コロナウイルス感染症が日本でも拡大しつつ見つけました。
コドモが感染してしまわないか、心配されている親御さんも多いです。
こどもへの感染の疑いがあった場合、ズバリどのような感じか症状があるのか、どんな感じの対応をしたら良いのか、感染予防のためには何をしたら良いのかなど、心配や疑問でいっぱいだと思います。

 

 

まず、子どもに感染の疑いがある場合は、大人に現れる症状と同じで、発熱、咳、倦怠感などが現れるようです。
ただ、小さな子どもだと、体のだるさや倦怠感を言葉でうまく伝えることがちょっと無理なのです。
そのため、「いつものようにご飯を食べない」「寝てばかりで様子がおかしい」など、普段の様子と違う場合は、注意した方が良い。

 

 

では、子どもにこのような症状が現れたら、どうなっているのか対応をしたら良いの。
新型コロナウイルスの症状は、インフルエンザの症状にも似ています。
それに、現時点では新型コロナウイルスに感染するよりも、インフルエンザや溶連菌などのウイルスに感染する確率の方が高いのです。
そのため、突然発熱したり、頭痛やのどの痛みがあったり、筋肉痛や関節痛が起きたり、体中がだるくなったりしたら、まずは、インフルエンザを疑いましょう。
また、皮膚に赤い発疹や舌に赤いブツブツができた場合は、溶連菌の疑いがありますね。

 

 

ただし、海外から帰国後すぐに症状が現れたり新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触したりした場合は、都道府県の「帰国者・接触者相談センター」へ相談するのも良い。
厚生労働省では、風邪のような症状が出たり、37.5度以上の発熱が4日以上続いたり、倦怠感や息苦しさがある場合は、同センターへ相談するように勧めています。
しかし、子どもの平熱は高いです。子どもが自分の体調を的確に訴えることはできないので、条件に当てはまらないことも多いようです。

 

 

それでは、子どもを感染から守るには、どうしたら良いのでしょうか。
感染対策としては、インフルエンザや溶連菌の場合と同じで、外出の際にマスクを着用して、こまめに手洗いとうがいを徹底し、飛沫感染や接触感染を防ぐことがポイントです。
また新型コロナにも、アルコール消毒は有効なので活用してください。
特に、不特定多数の人が利用する公共スペースを訪れた際は、必ず手洗いや消毒を行いましょう。
また、小さな子どもは自分から進んで対策を心がけることができないので、親御さんや周りの人が気を付けてあげましょう。

 

 

また新型コロナウイルスの収束の見込みが立たないうちは、人が多く集まる観光地などに出かけるのは控えた方が良い。
どうしても出かける必要がある場合は、屋外で過ごせる場所を選びましょう。
屋内の閉鎖的な空間だと、感染が広がりやすくなります。
移動手段も、電車やバス、飛行機ではなく、自家用車を使用することをお勧めします。