各国の新型コロナウイルス対策、日本に比べてどうですか?

我が日本では新型コロナウイルスの感染が広がりつつあり、イベントや大がかりな集まり等は中止になったりしています。
ですが、ダイアモンド・プリンセス号の対処の仕方が間違っていたのではないかと、色々問題にもなっていて、私たちも心配が大きくなっています。
日本の新型コロナウイルスに対する対処の仕方は、実際どう。
他の国々ではどのようになっているのでしょうか。

 

 

●中国・・中国では武漢の完全封鎖から始まり、さらに約80の都市と2つの省でも封鎖を行っています。
また北京では旅行等で北京を離れていた北京市民は、そこから戻ったらまずは14日間は自宅か施設において隔離されることになっています。
他の大きな都市でも、かなり厳しく生活規制がされており、スーパーマーケットに入る前に体温検査をされたりすることもあるようです。
会社のオフィスも数時間ごとに消毒したりしている所もあるようです。

 

 

●韓国・・街中に消毒液が設置されており、駅の入口等にはサーモカメラが設置され通る人の体温を測定しているとのことです。
またマスクの買い占めや売り惜しみをした店への罰則を厳しくしたため、品薄だったマスクが店頭に戻りつつあるようです。
しかも驚いた事に、国のホームページでは感染者(名前は公表していませんが)の性別、年齢、感染経路、感染が確認された日、どこに入院しているか、感染後の移動経路、接触した可能性のある人の人数などを確認することが出来るようになっています。
また、1日あたり5000人のウイルス検査が可能になっていて、2月末までには1日に1万人の検査が可能になるようです。

 

 

●台湾・・日本よりかなり厳しい対応をとっているようです。
レストランでは入る前にアルコール消毒、中には体温チェックをしている所もありますね。
テレビでは手の正しい洗い方にかんするCMが流されています。
また台湾政府がマスクの輸出を禁止し、政府がマスクを買い上げて国民が買えるマスクの数を制限し、一部の人たちが買い占めたり転売できないようになっています。

 

 

●タイ・・ホテルではチェックイン時に体温検査を行い、ここに来るまでにどの地域にいたかの細かなアンケートを取られるようです。
また中国はもちろんのこと、日本とシンガポールへの旅行も自粛するように勧められており、特に台湾の空港に着いた日本とシンガボールから来た人への体温検査もやっているのです。知っているかもしれませね。