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熱中症対策の3ステップ

 2015/08/14 健康法 この記事は約 6 分で読めます。 814 Views
熱中症対策

賢い熱中症の予防法


熱中症対策

私の自宅ではクーラーをつけて寝ません。 ガマンしているわけではなく、別に暑くないから。 事実、冬と同じものを着て寝ています。(フリースにスエット) ちなみに昼間はペットのために28度にしてあげますけど。


これを考えたのはもう10年前くらいに、草野球をバリバリやっていたころ。 クーラーで冷やすと体調も崩すし動きも悪くなる。 ということで信頼できる専門家の情報を集めて実践した結果です。 この程度の暑さで熱中症にならないコツをご説明いたします。





まずごらんいただきたいのが、下記の動画。ディスカバリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル 人体 ~映像で見る解体新書~ #3」です。 これは専門家のバイアスもなく、「人」を中心にしたいい内容ですね。



ちょど1分あたりですね。脳内温度の話がでてきます。 まさに熱中症なんてのはこれなんですね。  「病気」や「症状」が主役ではなく、「人」の状態を良くする方法を考えれば、結果的に熱中症にすらなりようがないってことです。






【1】熱中症対策は脳内温度を上げないこと


よく水分補給が大切!と言われますが、優先順位は高くありません。 熱中症対策で最も優先順位が高いのは、 脳内温度をあげないことです。


熱中症というのは、脳内温度を正常に保てればなりようがない症状です。 本質的な熱中症対策は、脳内温度の上昇を防ぐことなのです。


逆に考えればシンプルです。 水分補給を十分にしても、熱中症になる人はいます。 でも、脳内温度が適正なのに熱中症になれる人はいないのです。


運動をしなくても室内でも寝ているときでも熱中症になるのは、脳内温度が上がったからに過ぎません。



人間の脳は、5分に1度上がります。 もし脳の温度が10度上がれば死にます。※その前に失神しますが。  つまり、人間は50分しか生きられません。


でも1時間経っても普通の人は死にません。 理由は5分に1度上がる脳内温度を、体をつかって下げ続けているからです。 もし下げられなければ? それが熱中症です。これだけです。


でも脳内の温度ってどうやって下げるのか? 体内の温度は血管に流れる血液が調整しているので、体温をあげなければ大丈夫なんですね。 特に額と顔には脳内温度を下げるための血管が多くあるので、汗もかきやすくなっています。 だから冷やすと効果的ですね。




脳内温度を下げる工夫よりも、体温上昇を予防した方が効果的です。 熱い湯船にはつからない、熱い物を食べない、暑さをガマンしないなど。 逆に水風呂なんてのは最高です。 基本的には元気な子どもがお手本だったりします。




【2】汗と水分補給


もちろん水分補給は必要です。 理由は、体温を下げるために汗を出すからです。 皮膚の毛穴から汗をだして蒸発させています。 そして水分が蒸発するときには熱が下がります。 液体が気体になるときに熱を奪う=気化熱 ですね。


この汗をかく能力があるため、熱い季節でも活動ができます。 汗をかけない動物たちは、夏場はぐったりするしかありませんからね。


このすごい汗、元の成分は血液です。 そのため汗をかくとミネラル分も体外に捨てることになります。 ただでさえ栄養バランスに気を遣っているのに、貴重な体液を捨ててしまうんですね。 


体温を下げるために貴重な血液を捨てる。 必要以上に汗をかくというのは、体に良いことではないのです。 逆に体温を上げないことで、貴重な体液を守ることができるわけですね。


汗は蒸発させるためにかいているのですから、速乾性の生地だと効果的です。 逆に濡れたタオルを首に巻くのは良いですが、体温に近くなったら交換です。 または濡らして拭いた方が良いです。


どちらも風あたると気化しやすく体のまわりの熱もどかしてくれるので効果的。 ただし、湿度が高いと気化しにくいので熱が下がりません。 蒸し暑く感じるのはこのためです。




あくまで水分補給というのは、この時の水分を摂るだけです。 冷たい水で体温を下げると言う意味もありますが、お腹を壊しますしそうそう飲めません。


それでも汗をかいているとどうなるか? 全身の血液が薄くなってしまうので、体が正常に動かなくなります。 熱中症の症状で動きが鈍くなったり、痙攣したりするのは血液状態のコンディションも大きく関係します。 夏バテで胃腸の働きが悪くなり、食欲がなくなるのも同じ理由です。


汗をかかないと汗をかく機能が衰える。なんて話を聞いたことがありますが、そもそも汗をかく理由はなんなんだ? という本質的なことがわかればどうでもいい話ですね。 ちなみに入浴の習慣がある日本人は1年中汗をかきます。 汗をかく能力が衰えることはありません。




【3】ミネラルと塩分補給


水分補給だけでは不十分で、塩分も必要ともいわれます。 汗でミネラルが失われてしまうため、塩分でミネラルを補う必要があるからですね。 塩分の摂り過ぎはとウダウダ言っても、最後は塩分摂取にいきつくんですけどね。


塩分と言っても、本物の塩を摂りましょう。 自然塩を選び、安物の食卓塩で絶対に避けること。 理由は栄養が足りないからです。





塩の成分



食卓塩のページと、塩メーカーの栄養成分を比較するとわかります。


ポイントとして、食卓塩はほぼナトリウムのみで、自然塩はほかのミネラルも含まれています。 使った汗の塩分補給としては、食卓塩では無理ということです。 より体液に近いのは自然塩ですので、かならず自然塩を摂りましょう。


塩分というと摂り過ぎの話がでますが心配いりません。 世界一塩分摂取量が多い日本人が長寿世界一なのですから。  具体的にいえば、自然塩に含まれるミネラルの1つ「カリウム」。 体内のナトリウムを排出します。


安い食卓塩にはほぼナトリウムしかないので、摂り過ぎた塩分は体内に残ります。 しかしカリウムが入った自然塩なら、勝手に体内の塩分バランスを摂ってくれるんですね。 自然のしくみってすごいですね。





熱中症対策のまとめ


【1】脳内温度が上がらないように、体が望むように体温を下げる。

【2】体温を下げるために書く汗の分、水分補給をする

【3】汗で失うミネラル分を、効率のよい自然塩で補う

ちなみに上記のコツ、熱中症だけじゃなく健康管理の基本だったりします。 環境の変化に適応できるかどうかが、生物の生存を決めるという原理原則なだけなのです。


暑いと体がだるいだけじゃなく、頭もぼーっとしますよね。実際に思考能力や判断能力も鈍ります。 これってパフォーマンスが落ちているわけですから、人生がもったいないと思うわけです。 脳内温度が高い1時間と低い1時間ではできることの質が違いますからね。



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