虫歯の日に合わせたキャンペーン、大塚製薬の「#おやすみポカリ」。
もちろん健康系の専門家からは、大きな疑問が投げかけられました。
肥満や内臓脂肪の原因。
外食をすると太ると言われるのは、いろいろな食材に果糖ブドウ糖液糖が含まれていることが多いから。
トウモロコシ由来のコーンシロップを化学的に変位させた果糖とブドウ糖をまぜたもの。
ブドウ糖はガンのエサなだけに、とてもこわい話ですね。
もちろん身体に悪いのはポカリだけではないのですが、完全な過ちで売上のためのキャンペーンを展開したのが致命的だったようです。
“寝る前にポカリを飲もう!”という「おやすみポカリ」なるCM戦略は,良心的な歯科医らが”虫歯促進運動と同じだ!”と喝破し,頓挫した.
しかし医師は宣伝の片棒を担いでる.
98%の医師が”ポカリを勧めたい”て…
患者数増加→病院増収のマッチポンプかhttps://t.co/5Oe2PH47Oohttps://t.co/tfR66P6gCw pic.twitter.com/IVxMXviMAg— ナカムラクリニック (@nakamuraclinic8) June 9, 2020
それでも歯科医の98%はポカリを勧めているというアンケート・・・
でも名指しされて予算もかけているポカリ側も「そうですか」と辞めるわけにはいかないですよね。
でも終了。
#おやすみポカリ キャンペーンは、1D編集部の直撃取材などにより閉鎖・終了することになりました。記事にも加筆を加えています。https://t.co/TqxIrZ7gk9
— 1D | 歯科ニュース🦷 (@oned_cs) June 4, 2020
いくら売上、販促至上主義でもデマで展開することは難しかったようです。マーケティングとして気持ちはわかります。でもどもまで押し切れるのかのリサーチ、リスク対策は必要ですね。
ちょっと考えればあまりにも理屈が通らないので、やる前から無理ゲーということは素人でもわかります。
水分補給として熱中症対策のシェアの拡大、リピートの方が商品の価値も提供できたでしょうね。