本ページはアフィリエイト広告・プロモーションが含まれています

化粧品に入っている 危険な化学物質5選

健康法

日焼け止めも増える季節。
あなたの肌を襲うのは紫外線だけではありません。

しっかりと品質のよいコスメを選ぶのが、最高のスキンケアと言えるでしょう。

危険な成分をしっかりチェックして、よいものを選びましょう。

 

 

パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)

パラベンは、保湿剤、ヘアケア製品、化粧品によく使われている防腐剤で、菌やカビの発生を防ぎます。しかし問題は、パラベンが環境ホルモンとして、乳がんや生殖器に毒を蓄積する可能性があることです。(この物質は実際、乳がんの腫瘍生検で見つかっています)

ヨーロッパでは2012年にその使用が禁止されていますが、日本ではまだまだスキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品、メイクアップ化粧品、洗顔料&洗顔石鹸、日焼け止め製品、洗浄製品、シート&マスク製品などあらゆる製品に汎用されています。その強力な抗菌力から、私たちの大切な常在菌まで殺してしまう点も短所です。

 

 

フタル酸エステル Phthalates

フタル酸は、プラスチックに入っている可塑剤で、ローションやマニキュア、香水、ヘアスプレーなどにも広く使われています。研究では、フタル酸を多く摂るとヒトの精子にDNA損傷がみられたそうです。また、他の細胞のダメージとも関連があるようです。

フタル酸は、原材料欄ではただ「香料」と書かれていたり、記載自体されていないこともあるようです。これは、化粧品会社を守るための法の抜け穴だと指摘されています。

 

 

ホルムアルデヒド Formaldehyde

これもマスカラ、マニキュア、洗剤などに入っている防腐剤で、「シックハウス症候群」を引き起こす物質としても有名です。菌の増殖を防ぐために使われますが、発がん性物質と見られています。また、肌に刺激があるのでアレルギー反応を起こしたり、免疫系に悪影響を及ぼしたりします。

 

 

合成着色料

化粧品のきれいな色は心を浮きたたせてくれますが、それは石油やタール(石炭)由来のことが多いです。それらは発がん物質として、ADHDとの関係性も言われています。ヨーロッパでは食品やボディケア商品における人工着色料の使用は禁止されています。

日本で現在使用が認められているタール系色素は、赤色2号・3号・102号・104号・105号・106号、黄色4号・5号、緑色3号、青色1号・2号と、これでも大分減った方ですが、海外ではすでに禁止されているものも多く、いつなんどき「やっぱりこれもアウトでした、テヘペロ♪」と言われてもあわてないように、普段からこれらの着色料の入ったものは避けるようにしましょう。

 

 

オキシベンゾン(日焼け止め)

紫外線を吸収する化学物質オキシベンゾンは、日焼け止めに使用されますが、肌の上で化学反応を起こすのでアレルギーになりやすくなります。また、環境ホルモンの害が指摘されています。

合成日焼け止めの他の成分では、ベンゾフェノン、PABA(パラアミノ安息香酸)、アヴォベンゾン、ホモサラート、エチルヘキシル・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(ethylhexyl methoxycinnamate)などが体に細胞ダメージやガンを起こす可能性があります。これらは環境にも優しいとは言えず、サンゴなど多くの生物に有害です。
もちろん、強い日差しからお肌を守ることは大切ですので、日焼け止めを選ぶなら亜鉛(zinc)や二酸化チタン(titanium dioxide)の入ったブランドを探してください。これらは、実質的にUVブロックしてくれますし、肌にも吸収されません。また、ビーチで泳ぐときは、サンゴ礁にも安全な「Reef-safe」のマークがあるかを確認してください。