お母さんの病気は“がん” 小学6年生の娘が夏休みの自由研究
とてもすばらしいニュースですね。
小学生で気づけるとは、将来を期待できます。
お母さんの病気は“がん” 小学6年生の娘が夏休みの自由研究:中京テレビNEWS
愛知・岐阜・三重の最新ニュースを皆さんに
タイトルそのまんまですが、すばらしいテーマですね。
なにより考え方。
闘病のお母さんの姿をずっと見てきた彩楓ちゃんは、身近な病気、がんについて、もっと多くの子どもたちに正しく知ってほしい、そう考えたといいます。
ありがちなのは、「なんで私が?」でしょうか。
なんでもなにも2人に1人がかかるんですから、誰がなってもおかしくありません。
ということは、50%はなるという考え方が当たり前。
でも根拠のない自信で、自分は大丈夫と思ってしまうのが普通の人
考え方も実に賢いです。
「がんのことを知れば親の病気を理解できるし、自分がなった時も焦らないなと思いました」(彩楓ちゃん)
親のガンを知ることで、将来の自分を守ることにもなるわけです。
世界的には珍しい、いわゆる3大療法は、日本の標準治療。
知識を得ることで、最適な治療法を自分が選べるようになるわけです。
思考停止をさける
無知は罪といいますが、それも自分の選択でしょう。
- 国が推奨しているから。
- みんなやっているから。
- お医者さんに言われたから。
自分の考えは一切なしというのも少なくありません。
あなた大人なのに大丈夫ですか???
とにかく話すらできない大人が多い中、自分で考えるというのは非常に大切なこと。
もっとも、知識を得たからとって治るともかぎりません。
でも、”自分で選択する”というのは人生で最も大切なことです。
何をするにしても、「○○さんが言っているから」ではなく、「○○だから。」という自分の考えで選択できることでしょう。
どんな治療法でも、自分で選択したことに後悔はありませんから。
親冥利
また、お母さんとしてもうれしいことでしょう。
人はいずれ死にます。
がんになろうが、ならまいが死にます。
ということは、恐れるべきは「死」ではありません。
今回をきっかけに、娘は病気に関心を持つことでしょう。
それは娘自身の、人生の質を高めることになります。
それも自分だけではなく、自分のまわりの人にもシェアすることでしょう。
なぜガンが少なかった日本は、がんが常識になったのか?
がんを予防するにはどうしたらいいのか?
いずれこの段階で気がつくことでしょう。
自分のこどもが周りの人を幸せにできる人間に育つ。
親にとって、これ以上の幸せがあるでしょうか?
まとめ
学んで生かす。
放棄して服従する。
どちらも自分の人生は選べるということですね。