PR

PCR検査で陽性でも感染とは言えない理由

病気・症状
AV男優の加藤鷹さんて、今まで1度も性病にかかったことないんですって。どう考えたってありえないでしょ。 でもここにPCR検査で陽性になっても感染かどうかはわからない理由があります。   前回の 【はじめてのPCR検査】 で、PCR検査でコロナウイルスの感染を調べることはできないことはわかりましたね。   そして今回は、PCR検査で陽性であっても健康な人は心配いらない。というお話がありました。 理由は、PCR検査で陽性になっても、ウイルスは皮膚などに【伝播】しただけだから。いわばただくっついてるだけ。 ウイルスが細胞の中に入ってきたらやっと【感染】になるわけです。 ただ感染してたらその細胞を、自分の免疫細胞がやっつけるわけですね。   もし免疫がまけて症状がでるくらいウイルスが増えると、【発症】ですね。これでもほとんどが軽症者と言われるように、これまた免疫が戦ってくれるわけです。 それでも負けると【重症】ここでICUなどの治療がでてくるわけですね。 その先が【死亡】ですね。   ここで吉野先生が感染と治癒の流れも投稿されていたので、改行を変えて転載しておきます。  

【ウイルスの感染の流れと治癒(治る)とは】

【 1】空気中に浮遊するウイルス ↓ 【 2】鼻や口や目の角膜に付着 ↓ 【 3】そこにウイルスが定着(ここまでが伝播) ↓ 【 4】上皮と唾液・鼻水などの物理的バリアでウイルスの侵入を阻止(これが最初の免疫) ↓ 【 5】抵抗力が低かったり、基礎疾患があると上皮が破れやすかったり、粘液が少なくてウイルスや菌が上皮のバリアを貫いで侵入(感染) ↓ 【 6】オートファジーやインターフェロンが細胞内でウイルスを溶かす(ここで終われば無症状で治る) ↓ 【 7】それでウイルスが溶かしきれないと細胞外にウイルスが出る ↓ 【 8】白血球の機能でウイルスを駆除するために発熱を生体の中枢が促す(1℃体温が上がる毎に約65%免疫力が上がる、これが発熱) ↓ 【 9】これによって白血球の貪食能(ウイルスを食べる)や走化能(ウイルスを追いかける能力)が上がる ↓ 【10】一方、中枢ではくしゃみや咳を促して、ウイルスを物理的に体外に出そうとする(これが臨床症状) ↓ 【11】白血球の貪食によって抗原提示を行い、B細胞→T細胞を経由して抗体が産生される(これを特異的免疫という、いわゆる免疫ができた状態) ↓ 【12】抗体や補体がウイルスを捕まえて不活性化する ↓ 【13】治癒→⑭熱が下がり、くしゃみや咳がとまる。   そして・・・ 今PCR検査してんのは【 2】. だからインフルもノロもアデノもRSも、なんでも検査したら陽性になっちゃうというわけなんですって。       そうかんがえると・・・ やっぱりそもそもウイルスに感染しないのがベスト! たしかにそれはそうですよね。   でもそんなのは無理。 ただ世界のロックダウンが失敗したように、都市封鎖までしても感染は防げないわけです。   でも逆にスウェーデンのようにみんなで感染したら、パンデミックがおさまっちゃったりします。 つまり、免疫で対抗するしかない。 みんなが免疫で対抗できる健康状態の方が、はるかに効果があるわけです。   テレビではPCR検査で感染者!と言ってますけど陽性=感染ではないんですって。 逆に精度から考えれば、いくらPCR検査を拡充しても混乱が増えるだけ。 よくやるな~。なんて思うけど、本気で心配してる人がちょっと気の毒。   今となってはなかなか使いどころがないのが、PCR検査ですね。