世界レベルの栄養学
私が2004年に受けていた、指導者向けの野球&ソフトボールセミナー。
指導者ではないけど、指導者視点で学びたいと思うタイプなので受講しました。
野球ソフトボール食
名簿が配られるのですが、参加者は高校野球の監督さんがほとんど。趣味の草野球での参加は、私だけだったはずw
そうなるとすごいのが講師陣。当時は当然知らなかったのですが、海老久美子さんはオリンピックのオフィシャル栄養士。
もちろん普通の栄養士がオリンピックの担当になれるわけもなく、管理栄養士です。
それも、世界で結果を出せると期待されています。世界水準の知識と経験が認められているんですね。
余談ですがハンカチ王子が甲子園で活躍していたとき、参考にした「野球色」という書籍は、海老久美子さんの著書です。
いま思うとツイていたとしか思えません。※当時は価値がわからないけどはじめから一流の人に話を聞いたのはとても価値がありました。
○○は健康によい!
たとえば○○は健康によい!なんてテレビや雑誌の情報って、スポンサーの商品の紹介に過ぎません。
ちょうど最近では”コンドロイチン”でしょう。膝の痛みに効果があるとされていた”コンドロイチン”には効果が無いことが明らかになりました。
ちょっと前なら”コラーゲン”が美肌効果があるとかね。肌の抗生物質がアミノ酸の1つ”コラーゲン”だからといって、コラーゲンを摂っても”コラーゲン”になるわけじゃない。
こんなのは、知識がある人なら冗談みたいな話でしょ?
でもスポンサーの広告に対して思考停止であれば、肌によさそう、膝の痛みに効果があると信じてしまうわけです。
もちろん売っている方も悪意とまでは言えません。商売は売るのが仕事なので、情報の正確さは重要視されていないからです。
情報の質をあげよう
言ってしまえばテレビや雑誌、お店の話は無料情報。スポンサーが売るために世の中に広めているだけ。
対して有料情報は、情報自体に価値があるからお金がかかります。この場合、スポンサーがいないので純粋に質も問われます。
オリンピック選手や、プロアスリートは結果が求められます。そう考えると、こういう人たちの話はとても価値がありますね。
すべてではありません、情報の質は大きく2つにわかれます。
勝手に入ってくるのが、低品質。自分で見つけるのが、高品質。
でも「自分で見つける」ってカンタンそうで難しいです。
自分のもってるアンテナにひっかかる必要がありますし、判断するにはフレームも必要です。
そのためには、無料で与えられる情報ではなく、自分で行動して情報を探す必要があります。
ぜひ有料のセミナーを・・・
って思ったのですが、普通はいかないような。
とも思ってしまったり。
そう考えると、趣味でスポーツやマラソンなんてのもいいですよね。
自分のことだから、いろいろな情報を探すことになりますからね。
スポンサーのため、売り上げのためのガセネタを見極められるようになりたいものですね。
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