降圧剤の年間売上は1兆円規模もありえる急成長
2025年の高血圧ガイドラインの変更により、高血圧患者は増えるとは言えない。
でも目標値厳格化により「降圧治療を要する人が約600万人増える」との推定。
降圧剤の対象者が、年齢に関わらず130/80mmHg未満に統一って・・・
これにより、降圧剤の市場規模が上がることは間違いなし。
JSH2025の降圧目標厳格化と治療対象者の拡大(約600万人増加の見込み)。
市場は今後数年で1,000〜2,000億円以上の増加の予想。
なにより、製薬会社からの謝礼はトップで1億円!
製薬業界からのワイロで市場が開拓されたと思うのは、うがった見方でしょうか?
- 1位の日本高血圧学会の理事(子光一氏と読めるか不明): 1億円を超えていた。
- 2位の副理事長(西山なる氏と読めるか不明): 5000万円を超えていた。
- 3位の理事(大石充氏): 5000万円を超えていた。
- 4位の理事(柴田氏と読めるか不明): 5000万円を超えていた。
FAQ 良くある質問(高血圧ガイドライン2025)
高血圧ガイドライン2025の改定で何が変わったのですか?
2025年の「高血圧管理・治療ガイドライン」では、すべての年齢層に対して血圧目標が統一されました。具体的には、収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満が新たな基準です。これにより、75歳以上の高齢者も従来の140/90から130/80に引き下げられ、より積極的な降圧治療が推奨されています。
📊 血圧目標の変化(図解)
年齢層 | 旧基準 | 新基準(2025) |
---|---|---|
75歳以上 | 140/90mmHg未満 | 130/80mmHg未満 |
その他 | 年齢・合併症で変動 | 一律130/80mmHg未満 |
降圧剤の市場規模はどれくらい拡大する見込みですか?
ガイドライン改定により、降圧治療の対象者が約600万人増加すると推定されています。これに伴い、降圧剤の年間売上は1兆円規模に達し、今後数年でさらに1,000〜2,000億円の市場拡大が予想されています。
💰 降圧剤市場の推移(予測)
- 現在:約1兆円
- 今後数年:+1,000〜2,000億円
- 対象者増加:約600万人
医師への謝礼はどのような形で支払われているのですか?
製薬会社から医師や学会関係者へは「講演料」「執筆料」「謝礼」などの名目で金銭が支払われています。中には年間1億円以上の謝礼を受け取っている理事もおり、ガイドライン改定との因果関係が疑問視されています。
🧾 謝礼の内訳(例)
役職 | 推定謝礼額 |
---|---|
理事長 | 1億円以上 |
副理事長 | 5,000万円以上 |
理事 | 5,000万円以上 |
高齢者が降圧剤を使うことでどんなリスクがありますか?
高齢者が血圧を過度に下げると、転倒・骨折・寝たきりになるリスクが高まります。また、降圧剤の多くは運転禁止薬に該当し、交通事故のリスクも増加します。
⚠️ 高齢者への影響
- 転倒・骨折の増加
- 運転能力の低下
- 医療費の増加
- 薬剤依存の懸念
利益相反とは何ですか?医療ガイドラインにどう関係しますか?
利益相反とは、医師や研究者が製薬会社などから金銭を受け取っている場合に、その影響で研究やガイドラインの内容が偏る可能性があることを指します。現在は金額の公表制度がありますが、筆者は「公表だけでは不十分」とし、第三者による監視体制の必要性を訴えています。
🔍 利益相反の構造(図解)
製薬会社 → 金銭提供 → 医師・学会 → ガイドライン改定 → 薬の使用増加
日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」の発表(令和7 年8 月4 日)
日本高血圧学会では2025年7月25日に新しい高血圧のガイドライン
https://www.jpnsh.jp/topics/827.html
収縮期血圧130mmHg
降圧目標の統一: 年齢や合併症にかかわらず、基本的な治療目標を収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満に統一。75歳以上の高齢者についても、従来の140/90未満から130/80未満に引き下げられ、より積極的な管理を推奨。
降圧剤で病気になる 東海大学医学部名誉教授の大櫛氏は福島県の住民4万人を対象にした研究で「血圧を薬で下げている人は薬を使わない人より脳梗塞が2倍になる」というデータを発表している。
75歳以上の血圧基準値改悪について
和田秀樹氏のYouTubeチャンネルでは、日本高血圧学会が75歳以上の血圧目標値を引き下げたことに対し、批判的な見解が示されています。
動画では、この改訂が製薬会社からの多額の報酬を受けた学会理事たちによる利益相反の結果であると主張されており、高齢者の血圧を過度に下げることの危険性や、国民医療費増加への影響について警告しています。
具体的には、低血圧による転倒や事故のリスク、不必要な薬剤使用の増加、そして医療保険料への影響が懸念されています。
和田氏は、イギリスの基準値と比較し、日本の新基準値の妥当性に疑問を呈し、利益相反の開示だけでなく、厳格なチェックの必要性を訴え、現在の状況を「犯罪的」とまで表現しています。
以下はご提供いただいた内容をリッチテキスト形式で整理・要約したものです。構造化された見出しと箇条書きで、読者が理解しやすいように再構成しています。
🩺 血圧基準値改定と謝礼の関係
💰 謝礼の受け取りとその背景
これらの金額は「謝礼、講演料、その他もろもろ」として医師や学会関係者に支払われていたとされる。筆者は、これらの多額の謝礼が日本高血圧学会による75歳以上の血圧目標値を130/80mmHg未満に引き下げる改定に影響を与えたと指摘している。
「金もらったら血圧の数字が変わるというのが現実」
「めちゃくちゃな金額を謝礼、講演料、その他もろもろでもらってる者たちが、血圧は130まで下げるんだ、その方が病気が減るんだと主張している」
⚖️ 利益相反(Conflict of Interest)
📢 公表制度の概要
利益相反とは、学会発表などで「血圧を下げた方が長生きできる」と主張する際に、発表者が製薬会社から金銭を受け取っているかどうかを公表する制度。
- 利益相反リストの存在により、受け取った金額が明るみに出た
- 学者が年間いくら講演料・執筆料を受け取っているかが公開されている
⚠️ 筆者の懸念
筆者は「公表するだけでは不十分」であり、以下のような監視・検証の仕組みが必要だと主張:
- 第三者によるチェック体制
- 国民が薬漬けになるリスクの回避
🔁 謝礼がもたらす負の連鎖
筆者は、謝礼を受け取った医師たちが主導するガイドライン改定が、以下のような社会的影響を引き起こすと警鐘を鳴らしている:
💊 不必要な薬の増加
- 高齢者が血圧を下げすぎることで、転倒・骨折・寝たきりのリスクが上昇
💸 医療費の増加
- 血圧基準の引き下げにより、数千億円規模の医療費が追加で発生
- 国民の手取りが減少する要因となる
🚗 事故のリスク
- 血圧の薬の多くが運転禁止薬に該当
- 高齢者の交通事故リスクが増加
筆者は「金をもらって国の検査とか薬を使う基準を変えてしまう」行為を「犯罪的だ」と強く批判している。
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