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マスクの実験にはプラセボすらない不思議

健康ニュース

マスクに効果があるなら事実と根拠が必要ですね。
論文が根拠ならば、質の高さが求められるわけです。
マスクに感染予防効果があるとする研究の、マネキン、ハムスター、富岳のシミュレーションなどは、エビデンスレベルが低いのですね。

マスクに効果無しの研究ではRCTがあるので根拠が強いわけです。
※RCT(ランダム化比較試験)

なのでマスクにウイルスの感染予防があるという論文がある!
と言う場合は、必ず論文のレベルをチェックしてみてください。それだけで騙されなくなりますよ。

 

 

マスクのエビデンスレベル

マスクにウイルスの感染予防効果が認められなかったのは、フランス(インフルエンザ)、デンマーク(新型コロナウイルス)と論文があります。

で、日本人がよくいうのですが「東大の」とか「富岳で」なんてのは、ほとんど意見レベルなんてですね。理由は単純で、条件をコントロールできるから。
出したい結果に対して、要素を自分で選べるから根拠は強くならないわけです。

しかも富岳なんて”ただの飛沫”ですからね。その飛沫が暴露しても感染刷るわけでもなく、感染しても症状がでるわけでもない。その程度です。スーパーコンピューターの必要もなく、たぶんテトリンでもできる内容です。

 

で、そんな流れがあるのに、プラセボすらないなんて、マスクって逆効果だよね?というのが下記のお話ですね。
だってマスクしたら感染予防できそうな気がするじゃないですか。私もそう思いますもん。
だとすると、思い込みで免疫が上がってウイルスを撃退する可能性もある。
でも研究ではそういうのすらないよね、ってことですね。

 

その通りです。だからマスクが効くと主張するには根拠が必要なわけですよね。で、今まで多くの研究がそれを調べようとしてきたわけです。その中でマスクの有効性は示せていません。

「効かないことが証明できないから効くんだ!」は、ただの駄々っ子です。神社の御守りも効くって話になっちゃいます。

 

マスクの比較研究の不可解な点は、プラセボ効果が多かれ少なかれあるはずなのに、有意差が出てこないという点です。

デメリット(装着者の感染・発症リスク増)による相殺が起きてるのかなと想像してますが、御守りにはそう言ったデメリットもないでしょうから有意差は出しやすいかもですね(笑)