人生100年の習慣
センテナリアン(百寿者)は、死ぬ直前まで元気な理由はなんなのか?
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慢性炎症
こたえから言うと、慢性炎症’(まんせいえんしょう)が少ないほど健康長寿。 慶應義塾大学の大規模調査で明らかになりました。 炎症が起きるのは、免疫が働いているような時です。 インフルエンザにかかって免疫が働く。 ケガをして傷口にかさぶたができている。 というのは、【急性炎症】になります。 そうではなく慢性炎症は、体内で行われるほんの少しの炎症です。 ちょっとした毒素への反応などですね。 でもがんとか認知症とかほかの病気とかの方が怖いのでは? と思うのですが、それらの原因に強く関係しているのが、慢性炎症なのです。 炎症の権威、クラウディオ・フランチェスキー名誉教授。 炎症と老化を組み合わせ「インフラメイジング」という言葉も作られています。 炎症によって細胞の老化がすすみ、スピードの速い老化現象が病気の原因になっているのです。老人病の原因
ではそもそも小さい炎症が起きる理由は? 体内のゴミです。 たとえば古くなった細胞です。 役割を終えた細胞は、新しい細胞と入れ替わります。 でも体外へ排出できないままでいると、「炎症性サイトカイン」という物質を分泌します。 このたんぱく質は、拾遺の細胞も老化させることがわかっています。 そこで細胞が死を迎えても、免疫機能が落ちていると、死亡した細胞というゴミを捨てられず体内に残ってしまうのです。 この影響で、加齢生疾患(認知症、糖尿病、がん、動脈硬化、パーキンソン病)に大きく影響していることが明らかになっているのです。 つまり個々の病気の原因の、その原因になっているのが慢性炎症だということですね。慢性炎症を予防する方法
慢性炎症を予防する方法は、ざっくりと大きく3つ。- 食事
- 運動
- 心のもちかた