女性セブン 2018年8月23日/30日合併号
「食と習慣が証明する日本の「長寿村」「短命村」
近藤正二博士の研究を元にして「長寿村」「短命村」の秘密がわかったという記事。
元になっているのが、1982年に出版された「日本の長寿村・短命村」
今じゃプレミア価格でしか流通していないですね。
これ、1935年~1971年の36年にわたり、北海道から沖縄まで全国990カ所を調査なんです。
それも「平均寿命」ではなく、長生きする人がどれだけいるかというもの。
ちなみに「長寿村」=人口における70才以上の高齢者(長寿率)が高い村で、逆が短命村と定義されています。
70歳って長寿って感じはしませんが、1950年当時は、平均寿命が60才程度。
今の感覚だと、90歳くらいじゃないでしょうかね。
でも最新の科学とかを考えると、ちょっと内容が古いんじゃないか?と思いますよね。
ただ研究室の研究ではなく、実際の現場調査ですから研究よりも真実なのはあきらか。
じゃぁ今どきの人たちはどう評価しているか?
記事内で紹介されてるのが3人。
イシハラクリニックの石原結實さん。
投薬に頼らない医師として有名です。
医学生のころに入手したそうですよ。
でもまぁ偏り的に、そっち的のお医者さまでもあります。
投薬よりも食事や習慣で健康に!って方向です。
そして「医者が教える食事術 最強の教科書」の牧田善二さん。
健康や食事に興味のある方なら、当然お持ちの本ですね。
この本の中でも、<近藤博士のフィールドワークと最新データには驚くべき共通点がある>と触れられています。
そして「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の津川友介さん。
「住んでいる場所によって寿命が異なることに注目した研究が、当時行われていたことは興味深い」とコメントしています。
つまり古い著作でありながら、最新の情報と照らし合わせても見劣りしない。それどころが多くの示唆を含んだ書籍ということですね。
長寿食の特徴
この近藤正二博士が1970年代に明らかにした、長生きの特徴はこちら。
- 白米の大食いで早死に
- 肉ばかり食べると短命
- 野菜をたくさん食べると長生き
- 海藻を常食すると長生き
- 酒を飲んでも長生きできる
- 塩分を摂りすぎると短命
もっとあるのですが、記事の見出しだけでもこれだけあります。
もちろん詳細もあります。
なにより近藤博士の食事はパンにマーガリンと牛乳もよく食べてたような記録もあって不思議ですが。
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