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「抗がん剤」はほとんど効かない・FRIDAY 2018年8月31日号

「抗がん剤」はほとんど効かない FRIDAY 2018年8月31日号 健康ニュース

抗がん剤の効果を発揮する条件は?

「抗がん剤」はほとんど効かない・FRIDAY 2018年8月31日号

FRIDAY (フライデー) 2018年8月31日号 [雑誌] FRIDAY

「がん研究会がんプレシジョン医療研究センター」所長の中村祐輔さんの記事。

抗がん剤の効果が見込めるのは、白血病や睾丸の癌など一部のみ。
全体の7割くらいには効果が見込めないのが現実だと。
それでも抗がん剤の効果は無いとはいえません。

 

ただ問題なのが、「標準治療」になってることですね。
ガン→「抗がん剤」では7割の人にとってはベストな選択とは言えないと。

 

たとえば肺がん。
1人1人の細胞や遺伝子は違うのに、抗がん剤の種類は同じ。
これはギャンブルに等しい選択ですね。

ただこれも個人に合わせて抗がん剤を用意することで、効く人効かない人、この人に効果がある抗がん剤などをつくる必要があると。

 

「乳がん」のホルモン治療薬の「タモキシフェン」の場合。
「タモキシフェン」は肝臓の酵素の働きで、がん細胞と戦う成分に変化。
でも日本人の場合、2割の人は肝臓の酵素の働きが弱い人がいる。

 

だからその2割の人にとっては、「タモキシフェン」の効果が発揮されにくいと。
もちろん副作用は発揮されるわけですけど。

 

ならば、肝臓をチェックして「タモキシフェン」の効果が見込めるかどうかを先に検査した方がいい。
でも今の臨床現場では行われていないと。

 

最新の情報や治療法があっても、現場へ浸透させるのは大変ですね。

 

 

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