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自粛で運動不足の高齢者に起こる寝たきりリスク

健康ニュース

高齢者が運動を怠ると一気に寝たきりになります。なんて大げさですが、デンマークの実験で分かったのは、たった2週間で筋肉量は大幅に低下。さらに回復には多くの時間がかかることがわかりました。

 

 

高齢者は筋肉の4分の1を失う


【運動を2週間しないと高齢者は筋肉の4分の1を失う】そうです。

 

デンマークのコペンハーゲン大学の研究で明らかになったことがあります。
運動をしない期間がわずか2週間続いただけで、筋力と筋肉量は大幅に低下するということ。

 

さぁ、コロナ自粛で家に閉じ込められた高齢者。
タイミングによっては、わかるくらいに機能低下が起きているかもしれません。

 

医療的な検査をしなくても、あなたが感じることがあるかもしれません。

  • 家での動きがにぶい。
  • 話をしていてもろれつがまわらなくなった。
  • 明らかに反応が遅くなった

 

実験内容は、参加者の足に2週間パッドを固定し動かせないようし、筋力と筋肉量がどれだけ低下するかを調べたそうです。

まぁちょっと極端な気がしますが、研究ですからね。
と言いたいところですが、骨折などをしたら普通にあり得るんですよね。

 

運動をしないと体力が落ちる。これは分かっていたのですが、具体的な数字にしたことはなかったそうです。

そして今回の結果はこちら。

2週間という短い期間でも、足をまったく動かさなくなると、筋力が若者で28%、高齢者で23%低下することが明らかになった。筋肉量は若者で485g減少し、高齢者で250g減少した。

 

まぁ自粛では”まったく動かさない”とまではいかないでしょうから、だいぶマシなはずです。

それに自粛がとければ日常生活に戻るから大丈夫?

 

 

高齢者は失った筋力を取り戻すのが難しい

 

ところが失った筋肉を増やすのは大変。

「6週間のトレーニングでは筋肉をもとの状態に戻せないことが分かりました。このことは、例えばあなたが病気やケガで、あるいは長期休暇のために体を動かさないでいると、失った体力を取り戻すのに3倍以上の時間を要することを意味します」

 

2週間で失った筋肉は、6週間でも取り戻せない。

まぁ若い連中なら、遊んでるうちに勝手に戻る。なんて楽観論でもいいと思います。

 

ただ問題は高齢者。

自粛と固定は同じではありませんが、運動量が減るのは間違いないでしょう。親や近しい人がいたら、注意して億必要があると思いますよ。

体力を取り戻すには、3倍の労力がかかるのですから。

 

理由はなんにせよ、高齢者の運動管理を行わないと要介護も増え、悲惨なコトになるだろうね。

 

たった2週間の運動不足で筋肉は大幅減少 戻すのに3倍の時間が|ニュース|糖尿病ネットワーク
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