台湾のコロナウイルス対策と民主化

台湾のコロナウイルス対策が大きな効果を上げているこは、世界中の人が認めています。
それならば、すべての国がまとめられた対策を真似をすればいいのではないかと思うかもしれません。

 

しかし、コロナウイルスは世界中で同じですが、可能な対策は同じではないのです。
台湾における2019年の民主化デモは多くの人の関心を集めていました。

 

 

中国寄りになっていた政府に対して民主化を求める声を上げ続けていたのです。
その気持ちは多くの人に伝わったこと。

 

総選挙で李総統が大勝した後に発生したコロナウイルスの感染拡大ですが、政府を信頼している国民は提示された対策を受け入れることにしたのです。
台湾で一体何なのか対策が取られたとしても、民主化との直接の関連性はないです。

 

 

 

しかし、国民生活に対して規制をかけることになります。それを受け入れる国民の気持ちが重要な課題となるの。
つまり、台湾のコロナウイルス対策を他の国が真似しようとしてもうまく行かない可能性が高いと言えます。

 

手順だけを真似しても、国民が協力しなければ、罰則を設けて強制的に実施した方がいいですよね。
そのような対策では時間も価格もかかってしまいます。国の弱体化を招いてしまうのです。

 

 

世界中でコロナウイルス対策が行われています。それぞれの国状況に合わせた対策です。なので、考え方も大きく異なっています。
どれが正しいやり方なのかを決めることは難しいですが、うまく行かなくなったらその時点で方向転換をする余裕がなければ、未知のウイルスに対抗することはまずできないのです。裏技でもあれば変わるでしょうが。

 

政府の柔軟な対応に対して、国民が納得する姿勢を示せるかどうかが、結果的にコロナウイルスを封じ込めることになります。
国民をまとめるためにはいろいろな方法があります。民主的な方法が一番効率いいと考えなければなりません。

 

 

 

台湾の成功を多くの国が参考にしている。ただ、実行するためには多くのハードルを乗り越えなければなりません。
コロナウイルスの感染拡大が終息して、世界に平和が戻る日を待ち望んでいる人は台湾のみではなく、世界中にいます。

 

そのために各国の政府や医療機関は協力して情報交換をした方がいいですよね。
それが今やるべきこと。