台湾のコロナウイルス対策への反応

世界中が台湾のコロナウイルス対策に注目しています。
その理由は世界中で感染拡大が深刻になっています。台湾では感染者がごくわずかで済んでいるからです。

 

その理由は台湾政府が打ち出した素早く的確な対策とそれに対する国民の危機感を持った対応です。
もちろん、すべての台湾国民が初めから危機感を持っていたわけではないです。

 

 

政府がうまく国民の意識を高めたと言えるのです。
この対応についてインターネットやニュースでまとめられていますから、一度読んでみることをおすすめします。

 

台湾では学校の休校や企業の閉鎖をいち早く打ち出しましたし、その厳格な履行を行いました。
マスクを使用してない人は外出できませんし、建物に入る場合には検温で発熱していないことを示さなければ入れません。

 

 

また、選べないほどなところで移動時に記名することが義務付けられました。
これは感染発生時に感染ルートの解明を容易にしますが、プライバシーの侵害と受け取ることもできるでしょう。

 

ただ、コロナウイルスが命の危険を伴うものであり、その終息までは日常生活や経済活動が制限されても仕方ないと考えている国民がいるからできる対応です。
このような世界的な危機に対して、どんなものな対応をするかはこれまでの生活や国民性が大きくかかわってきます。

 

 

もちろん、ズバリ何か場合でも可能なわけではなく、コロナウイルスという目に見える形の危機が現れたことで国民をまとめることができるかどうかが重要。
それから、台湾の政府の対応も重要なポイントです。
制限をかけるべきかどうかを政府内で判断して、明確な方向性を示すリーダーシップが台湾の特徴です。

 

台湾の人口が少ないと言う点は否定できない。一つにまとまろうとする意識が増えています。 ガン検診などもそうですよね。
政府の明確な態度が国民にも浸透して、危機感により生活の不自由さを我慢する気持ちになるの。

 

 

 

感染が広がっている国とまとめて比較してみると非常にわかりやすくなります。
シンガポールでは2月頃は台湾と同じ状況でしたが3月になってから急速に感染が拡大しています。

 

政府と国民に感染に対する油断があったと見られています。
自分たちは感染しないという気持ちが危機を招いてしまうのです。