妊娠中期以降にも葉酸サプリは必要ですか?

妊活から妊娠初期には胎児が先天性の病気にならないよう、妊婦さんは一生懸命葉酸サプリを摂っていると思います。ですが、葉酸は妊娠初期だけ摂ればいいのでしょうか。実は葉酸は妊娠中期から後期にかけても、摂った方がいいのです。

 

葉酸には造血作用や細胞を作る働きがありますが、細胞分裂を助ける働きもありました。妊娠中期から、赤ちゃんは細胞分裂を繰り返して、どんどん発育していきます。この頃に胎動を感じるお母さんが多いかと思います。でも、葉酸が足りないと赤ちゃんは順調に発育できないのです。ですから葉酸はとても大切なものだという事が分かります。

 

また、妊娠すると赤ちゃんに栄養を与えるために血液量が増えます。妊娠中期以降は大幅に血液量が増えるのですが、血漿(血液の水分)の増え方の方が、赤血球よりも多くなり、血液は増えるものの、薄い血液になってしまうのです。つまり赤血球やその中のヘモグロビンが減ってしまっているので、貧血ということになります。しかも血液の中の鉄分は優先的に胎児の方へ行くため、鉄欠乏性の貧血ということにもなってしまいます。

 

妊婦が貧血になると、胎児の発育にも影響がありますし、早産にもなるでしょう。赤ちゃんの発育ばかりではなく、お母さん自身にも動悸、息切れ、疲労感などの症状が出てしまいます。そういった事を予防するためにも、造血作用のある葉酸を摂る必要が出てくるのです。

 

それでは、妊娠中期以降はどのくらい葉酸は必要。妊娠初期なら1日に必要な量が640マイクログラムなので、食事で240マイクログラム、サプリで400マイクログラムを摂ります。ですが、妊娠中期以降はサプリで摂る分は240マイクログラムに減ります。とは言え、妊娠中期以降に飲む葉酸サプリは、妊娠中期以降に必要な構成物が入っているサプリを選ぶ必要がありました。

 

おすすめはプレミン16Wです。このサプリは妊娠中期以降に必要なヘム鉄を中心に、15種類のビタミンやミネラルが配合されています。また、葉酸も食品から摂れる天然葉酸250マイクログラム配合されています。(厚生労働省は妊娠初期までは合成葉酸であるモノグルタミン酸型葉酸を推奨していますが、妊娠中期以降は天然葉酸を推奨しています)。プレミン16Wなら安心して、飲むことが出来ます。