体温を上げて免疫力を上げる

新型コロナウイルスの感染が拡大しつつありました。
新型のウイルス。すべてに未知の病気です。
まだワクチンも特効薬もありません。だから、日本中の人が心配している状況です。
マスクをしたり、手指の消毒は欠かさないとしても、他にどんな感じの予防法があるのかもいまいち分かりません。
ならば、体を感染症から守るために、体の免疫力を上げるしかないかもしれません。

 

 

体温が上がると、それだけ免疫力も上がると言われています。
でもどうしたら体温を上げることが出来るのでしょうか。

 

 

健康な人の体温は約36.5度から37度だと言われています。
この範囲内で体温を維持していると体の機能が正常に働くわけです。
ですが、最近の日本人の体温は昔に比較するとずいぶん低くなっているようです。
中には36度に届かないという人も多く見受けられます。
身近にもいつも35度台だと言う人は結構おられるのではないでしょうか。

 

 

なぜ体温が低いと免疫力が低くなるのでしょうか。
血液中の白血球の働きが鈍くなるからだと言われています。
赤血球、白血球とよく聞きますが、白血球の中には、NK細胞、マクロファージ、T細胞、B細胞等の細胞が含まれており、これらは体の中に入って来たウイルスや細菌をやっつける働きを持っています。
特にNK細胞のことはよく耳にするのではないでしょうか。
これは全身を何か悪いものはいないかパトロールして回っている細胞で、悪者がいたらすぐに攻撃してくれ、私たちをガンやウイルスから守ってくれるのです。

 

 

体温が低くなると以上のような働きが鈍くなるので、病気にかかりやすくなるのです。
ではどのようにしたら体温をアップさせることが出来るのでしょうか。
食生活と適度な運動、ということになります。

 

 

●体を温める食品を食べる・・赤、オレンジ、黄色の色のものが良いとされています。
例えばニンジン、かぼちゃ、味噌、卵、チーズ等です。
また体を温める作用のあるショウガやニンニクはとても良い食材です。
一方、体を冷やすとされているキュウリ、トマト、レタス、バナナ、冬瓜等は控えた方がいいかもしれません。

 

 

●下半身の筋肉をつける・・意外なことに、筋肉量が減るとそれも体温の低下につながります。
体温の40%は筋肉により作られていると言われています。
ですので、体の筋肉の70%がある下半身の筋肉を鍛えることが重要です。
下半身の筋肉を鍛えるのに良い方法はスクワットです。
ですが無理しないで、ゆっくりとしたスクワットを続けて行きましょう。